景観寺 十夜会 十一面観音立像
2015年 10月 16日
1年に1回、この日だけ、ご本尊の十一面観音を拝見することができます。
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本尊が率いる眷属(けんぞく)。
観音菩薩が様々な苦しみを持つ衆生を救うために三十三通りに変わった姿。
[関連サイト]
天台宗 窪田山景観寺 十夜会(御開帳) (2015.10.16)
2011年10月16日、景観寺の十夜会で十一面観世音菩薩立像が開帳されました。
景観寺 窪田山 天台宗
天平宝字1年(757)に創立されたと伝えられています。
本尊十一面観世音菩薩立像
寒川町指定重要文化財第一号
昭和45年11月20日指定
座高 105.3cm
木造割矧造漁玉眼(もくぞうわけはぎづくりぎょくがん)
室町時代の作と推定される。ヒイラギ材の素木で本格的な造像手法をとった仏像です。
尊顔は面幅の狭い瓜実型で、上品かつ秀麗。尊体もすっきりと表現され、仏衣表現・衣文線とも巧緻で精彩ががあり、都風の特色が濃厚な尊像です。
[「『寒川の文化財』寒川町教育委員会」より]
十夜会(10月16日:ご開帳の日)は、本尊と参拝者を結ぶ紐が掛かっていました。
景観時 新門(2012.5)
景観寺 旧門
景観寺 本堂
町内に現存する最古の建造物。内部は天和3年(1683)に再建された状態を遺している。
[境内の文化財]
宝篋印塔(ほうきょういんとう)
景観寺の僧、回国行者念求(ねんきゅう)は享保8年(1723)から3年半をかけ全国の霊場を行脚して、願文や400もの社寺の巡礼帳を塔内に納めた。享保12年(1727)7月10日願いが成就してこの塔は建立された。
[アクセス]
最寄り駅:JR東日本 相模線 寒川駅